プロローグ:押し入れから銀色の輝きが!

たまちゃーん!またまたすごいの見つけた!押し入れの中からなんかピッカピカのコインが2枚出てきたんだけど、しかも…五輪マークついてる!?



むむむっ、それはまさに!1964年の東京オリンピックを記念して発行された「記念銀貨」だよ!100円と1000円の2種類あるんだ!



え、記念銀貨!?しかも1000円!?ヤバすぎじゃん!



今では超有名な記念硬貨シリーズの第一弾とも言える名作だよ!
第1章:1964年東京オリンピックって何だったの?
1964年(昭和39年)、東京はアジア初のオリンピック開催地となった。
- 第二次世界大戦後の復興を世界に示す舞台
- 新幹線開通、首都高速整備などインフラ革命の象徴
- 日本人にとって“希望と誇り”の象徴イベント!



えっ、日本がまだまだ元気出そうぜー!ってときの大会だったんだ!



そう、その記念に発行された銀貨は当時の希望の光でもあったんだ!
第2章:記念硬貨ってそもそも何?
記念硬貨とは、国家が特別な出来事や記念日を祝して発行する特別なコイン。
- 通常の流通貨とは異なり、デザイン・素材・希少性が特徴
- 一般流通もできるが、保存や記念目的が多い



へぇ〜、お金だけど使わない前提ってなんか面白い!



そう、だから古銭界では人気が高いんだ!
そしてこれら東京オリンピックの記念硬貨は、日本初の記念硬貨なのである!
第3章:東京オリンピック100円銀貨のスペックと魅力




項目 | 内容 |
---|---|
発行年 | 昭和39年(1964年) |
額面 | 100円 |
素材 | 銀60%、銅30%、亜鉛10% |
直径 | 22.6mm |
重量 | 4.8g |
発行枚数 | 約8,000万枚 |
表面デザイン | 五輪マーク+聖火、”日本国”と”百円”の文字 |
裏面デザイン | 額面”100″ + TOKYO 1964 + 年号(昭和39年) |



五輪マーク+聖火!?まさにオリンピックの象徴じゃん!!



デザインの完成度、歴史的価値、どれをとっても記念硬貨界の金メダルだ!



…と言いたいところだけど、これは銀貨だから銀メダルがふさわしいかな♪
第4章:1000円銀貨のスペックと神々しさ




項目 | 内容 |
---|---|
発行年 | 昭和39年(1964年) |
額面 | 1000円 |
素材 | 銀92.5%、銅7.5%(銀の純度が高い!) |
直径 | 35mm |
重量 | 20g |
発行枚数 | 約1500万枚 |
表面デザイン | 額面、五輪マーク、桜の花、年号(昭和39年) |
裏面デザイン | 富士山と桜、”日本国”と”千円”の文字 |



うわぁ〜デカッ!重ッ!カッコよすぎ!



こちらはよりプレミアム感が強く、保管状態が良ければ1万円以上の価値にもなり得るよ!
第5章:当時の流通事情と国民の反応




- 発行当時、普通に使うこともできた(スーパーでおつりとしてもらえた!)
- しかし銀の価値上昇とデザイン人気で多くの人が保管
- 封入セットで販売もされていた(特製ケース入り)



え、普通にお店で使えたの?100円のおつりが記念硬貨ってアツすぎ!



使った人もいたけど、大事にとっておいた人も多いんじゃ。今ではその選択が金メダル級!



1000円銀貨は大きいし重いから、それを実際に使用する人はあまりいなかったんじゃない?でも、100円銀貨は普通の100円と同じサイズだから、普通に使われたのかもね。



記念硬貨を普段使いした1964年というのは、本当に特別な年だったんだね。
第6章:今の価値と市場相場!
種類 | 並品相場 | 美品相場 | 未使用品 |
---|---|---|---|
100円銀貨 | 110円~ | 300円前後 | 500円〜 |
1000円銀貨 | 1,100円~ | 2,000円~ | 10,000円超も! |
※保存状態、ケース有無などで価格変動アリ



ええっ、昔のお金なのに使うより価値が上がってるじゃん!?



それが古銭の世界の面白さ!銀価格の上昇も後押ししてるね。
時間が価値を育てるんだねぇ〜!
第7章:ニセモノ・改造コインに注意!
- 見た目は似てても、素材が違う偽造品あり!
- 通常の100円銀貨にメッキを施したニセ記念仕様なども!
- 鑑定の際はプロの業者やJCDA加盟店を利用しよう!



うわ〜ん、ニセモノこわい〜!



だからこそ、プロの目と信頼できるルートが大事なんだよ!
第8章:どうやって保存すればいい?
- 乾燥した場所に保管(湿気厳禁)
- プラスチックケースやアルバム収納で劣化防止
- 決して磨かない!



ちょっと黒ずんでるからって磨くのはNG!酸化銀の風合いが価値にもなるんだ。



なるほど、古銭は“そのまま”が一番ってことね!
エピローグ:五輪マークと銀の輝き



ねぇたまちゃん、なんかこの銀貨見てたら、昔の日本がめちゃくちゃかっこよく見えてくる!



そうじゃろう?オリンピックのたびに“日本はやればできる”って誇りを持てるんじゃ。



やっぱり古銭って最高〜!!



うん、そしてこの銀貨は、未来へ語り継ぎたいニッポンの魂だ~!
✅まとめ:東京五輪記念銀貨はココがスゴい!
- 戦後復興の象徴「東京オリンピック」の記念硬貨
- 鳳凰銀貨や稲銀貨を継ぐ“銀貨ラスト世代”
- 日本硬貨史上でも屈指の人気&デザイン性
- 保管状態次第でプレミア価格にも!

