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裸石の魅力:可能性を秘めた原石
磨き上げられた宝石の、飾り台のない状態、それが裸石です。指輪やネックレスなどの装飾品に使われる前の、加工済みの宝石のことを指します。言わば、生まれたままの姿とは異なるものの、宝飾品として完成する前の、宝石本来の姿と言えるでしょう。 -
ガラスの魅力と模造宝石の世界
ガラスは、窓や食器、装飾品など、暮らしの中で広く使われている、ありふれた素材です。主な成分はケイ酸で、砂を高温で溶かして冷やし固めることで作られます。この時、冷やす速度が速いため、分子が規則正しく並ぶことができず、不規則な構造になります。これを非晶質と言います。まるで凍った液体のような状態で、結晶のような規則正しい構造を持たないことが、ガラスの大きな特徴です。 -
貝パールの魅力:輝きと手軽さを両立
貝パールは、貝殻から生まれた人工の真珠です。天然真珠のように貝の中で育つのではなく、人の手で作り出されます。材料となるのは、貝殻の内側にある、虹色に輝く真珠層です。この真珠層を核となる玉に幾重にも塗り重ねることで、貝パールは作られます。 -
べっ甲の魅力と見分け方
べっ甲は、海に棲む亀の甲羅を加工して作られる装飾素材です。古来より、その美しい模様と希少性から、高価な装飾品として珍重されてきました。べっ甲の最大の魅力は、二つとして同じ模様が存在しないことです。深い茶色を基調に、黄褐色や黒色の斑点や縞模様が複雑に絡み合い、自然が織りなす芸術的な美しさを持ちます。まるで炎が揺らめくように見えることから「タイガー模様」と呼ばれることもあります。この模様は、ウミガメの種類や年齢、生育環境によって異なり、一つ一つが個性的な表情を見せてくれます。
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