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コンビ物:二種の輝き
異なる素材を組み合わせる技法は、古くから宝飾品作りに用いられてきました。金属同士を組み合わせるコンビ技法はその代表例であり、近年ますます人気が高まっています。特に、落ち着いた白い光沢で硬く傷つきにくい白金と、華やかな黄金色の輝きを持ち、加工しやすい黄金の組み合わせは定番と言えるでしょう。 -
輝きを最大限に引き出す宝石の留め方:立爪
宝石を留める爪とは、貴金属でできた小さな鉤爪のようなもので、宝石をしっかりと固定する役割を担っています。これは、指輪やネックレス、イヤリングなど、様々な宝飾品に使われている留め方の一つです。宝石を固定するだけでなく、光を取り込み、宝石の輝きを最大限に引き出すという重要な役割も担っています。 -
東西方向の石留め:指輪の新潮流
横向き留めとは、宝石を指輪の腕に沿って水平に配置する留め方のことです。指輪の腕を東西と見立てた場合、宝石の長い辺が東西方向に添うように留められることから、この名前で呼ばれています。特に、楕円形や洋梨形、舟形、長方形など、細長い形の宝石に向いている留め方です。 -
レール留め:宝石を優しく守る縁
レール留めとは、宝石を包み込むように細長い金属の枠で留める技法のことです。この枠は、まるで列車がレールの上を走るように、宝石をしっかりと固定します。そのため、「レール留め」と呼ばれています。レール留めは、宝石の輝きを最大限に引き出すとともに、宝石を傷や衝撃から守るという重要な役割も担っています。
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